こんにちは
本日は 「ドレス」、「カジュアル」 二つの顔を持つ
SURF & TAIOR "MOAT"
の
TAILOR な部分
日頃から仕事でスーツを着用される方の場合
春夏物と秋冬物とを分けて使用されている方が多いかと思いますが
スーツをオーダーしに来店下さるお客様の半数近くは
日々の仕事で着る為のスーツを、というわけではなく、
何かのイベントごと、例えば
結婚式、二次会、パーティ、会社の会議など
特別な時に着用する為のスーツをオーダーに来られます。
そんなお客様におすすめする機会が多いのが
『HARRISONS OF EDINBURGH』 ハリソンズ オブ エジンバラ
という生地メーカーの
『FRONTIER』 フロンティア
というライン。
まず、このハリソンズ・オブ・エジンバラ（以下ハリソンズ）
について少しだけ。
1863年に後のエジンバラ市長となるサー・ジョージ・ハリソンによって
創業されたハリソンズ。創業から１５０年経つ現在もなお、１流の服地卸商として
世界中の名門テーラーやオーダーサロンで取り扱われています。
ヨーロッパの王侯貴族をはじめ、世界中のセレブからも愛されている生地ブランドで
「ザ・グレート・ギャッツビー」など多くのハリウッド映画でも
ハリソンズの生地を使ったスーツやジャケットが多く使用されているようです。
とにかく名門の生地メーカーで、まぁ間違いない生地ブランド。
ザ・英国という雰囲気の打ち込みがしっかりした生地が多いです。
しかし、1863年ってすごいですね、ギリギリですがまだ江戸時代ですから。
そのハリソンズの中から今回紹介する
「フロンティア」
というラインは春夏生地、秋冬生地のちょうど中間的なウェイトの生地で
より長いシーズン、着用できる点で非常に人気のある生地。
ざっと見ていただきましょう。
●無地
無地の生地、色、生地感にはこだわりたいモノです。
単にネイビーと言っても、微妙に色目の異なるネイビーが
多数ラインナップされています。
●ピンヘッド
一見、無地に見えるが良く見ると生地感がしっかりと出ており、
ジャケット単品でも使いやすい生地ですね。
個人的にはよりクラシカルなテイストで仕立てたい生地です。
●ストライプ各種
ピンストライプからしっかりと主張の効いたストライプまで
さまざまなストライプが揃っています。
●ウインドウペーン
ここ最近、特によく見かけるようになったウインドウペーン。
強すぎず、適度なラインのペーンは流行に左右されない通好みな柄ですね。
●グレンチェック
これもまたクラシックな定番のチェック柄。
シングル、ダブル、どちらで仕立てても間違いありません。
適度な華やかさもあり、パーティなどにも良いと思います。
店頭にディスプレイしている、このダブルのスーツも
このフロンティアで仕立てたスーツです。
HARRISONS OF EDINBURGH
"FRONTIER"
Made In England 100% Wool /300grm
SINGLE SUIT ORDER ￥76000（税抜）～
W SUIT ORDER ￥80000（税抜）～
※有料オプションを含まない価格です
そして、ちょうど昨日まったく同じ生地でオーダーいただいていた
お客様が引き取りに来られたので写真を撮らせていただきました。
すらっとした足を活かし、パンツをテーパーの効いた細めのシルエットに
そして、ダブルのジャケットも丈をやや短めに、コンパクトに仕上げました。
めちゃくちゃよく似合ってます。
ありがとうございました！
やっぱりダブルのスーツは良いですね。
色々なお客様からお話しを聞いていると、
ダブルのスーツ、着たことがないけど、気になるなぁ・・・
という方が非常に多い。
思っているよりもいけますよ、きっと笑
是非チャレンジしてみてください。
ではでは今日はこのへんで～！！
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